新幹線生みの親、元国鉄総裁十河信二(そごうしんじ)氏の石碑
東京駅東海道新幹線18,19番線ホームの先端(新大阪より)にこの石碑が建っています。昭和39年10月1日、東海道新幹線は開業しました。東京オリンピックの開会式10日前のことです。
新幹線の建設計画は戦前の「弾丸列車構想」に端を発しています。昭和33年、多くの困難を乗り越え新幹線の着工が決定され、新丹那トンネルの掘削を皮切りに工事は急ピッチで進められオリンピック開催に間に合いました。当時の日本は財政状況が悪く世界銀行から借金をして建設費に充てたんです。この大事業を推進したのが、この十河信二氏と国鉄技師長の島秀雄氏です。
碑には、「春下天開花一」・・・花一輪咲き天下は春・・・の文字が刻まれています。
今度新幹線に乗るときにはちょっと先頭に行って見て下さい。
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